このページは、2010年10月11日までに掲載した情報です。
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いきものまちづくり

第4回 いきものまちづくり 学習会

「第4回いきものまちづくりの教室」は8月7日夕方6時30分から17名が参加して行われました。

1.プログラム

(1) 開会・挨拶           18:30
(2) 講義              18:32
    『身近な小動物の生態、生育環境について』
(3) 質疑応答            20:15
(4) 連絡事項等・今後の予定     20:25
(5) 閉会              20:30

2.講義 (講師:練馬まちづくりセンター 専門研究員 岩崎哲也)
『身近な小動物の生態、生育環境について』

今回は、「身近な小動物たち」と題して、おもに関東近県で撮影した約150種の昆虫類・両生類・爬虫類のご紹介と、その生息環境づくりについて、約1時間半、お話しさせていただきました。
こんな感じの、珍しくも何ともない、あなたのごく身近にいる小動物に目をむけていただき、「いきものまちづくり」のヒントにしていただけるといいな、と思いながら。


ニホンアマガエル


アオスジアゲハ


エンマコオロギ(オス)


シオヤアブ(メス)


ホソミオツネントンボ


ヒメカメノコテントウ


シロテンハナムグリ

3.質疑応答

身近な小動物の講義のあと、参加者から、講義に関する質疑が行われました。

Q:生き物を増やすため、たとえばヤゴを保護する環境づくりについてどのように考えたらよいか?
幼虫の話があまりでてこなかったが、たとえばヤゴが生息する環境を守るということを考えてもいいのではないでしょうか?

A:特定の種を大事にしすぎると生態系のバランスが悪くなるので、ヤゴだけを保護していくのはどうかと思います。
カンタンだけを守ろうとすると、カマキリを殺そうということになってしまう。他の生物とのつながりを考えるなど、注意する必要があるでしょう。


Q:テレビのサザエさんでコオロギの鳴き声の話がでたが、どんなシーン?

A:カツオが、冬物をそろそろ着たいと思って服を出したらほころびができていて着られなかった。すると母親のフネが「コオロギが鳴く頃になると冬物を綴るのよ」とさとしていた時に背景で流れていたコオロギの鳴き声がまさにツヅレサセコオロギでした。ちゃんと考えて作られているなと感心しました。


Q:自然のままにすることと害虫駆除とのバランスは?
自然にみどりを作ると言っても、駆除しないといけない虫もいるのでは?例えばチャドクガのように。

A:確かにあるでしょう。チャドクガは気付かないうちに広がっていたりします。チャドクガの幼虫が繁殖した状態になったものは、部分的に薬剤をということも考えられますが、間伐や剪定などで対応することが一番よいでしょう。公園で発生した場合も、剪定や除伐をよくやっています。
チャドクガは生垣に好まれるツバキ科の植物につきます。人間が増やしてしまっている部分もあるので、生垣を様々な種類の植物にしていくことでチャドクガを減らすこともできるでしょう。
(参考:区公園緑地課の病害虫のページ→ こちら


Q:過度な草刈りや剪定は防げないか?
憩いの森にしても街路樹にしても、行政は雑草を根こそぎ刈ってしまったり、街路樹の枝が丸坊主のように落とされてしまったりしている。必要以上の草刈りや剪定は防げないか?

A:生き物を呼ぶためには緑を残すことが重要ですが、苦情があると刈ってしまわざるを得ないことが多いようです。行政も、もちろん現場は悩みを抱えながら日々対応していると思います。生き物を呼んだり、生息したりすることができるような草木をできるだけ残していく雰囲気作りをしていく必要があります。