第10回まちづくり講座「桜台地区復興模擬訓練を振り返って」が開催されました。
投稿日:2007/04/04(水)
カテゴリ:まちづくり講座の報告
復興模擬訓練とは、震災が起こる前に、避難拠点や仮設住宅での生活、まちの復興を見据えたまちづくり計画策定などについて、地域住民と行政、専門家が協力しながら体験する取組みです。
第10回のまちづくり講座は、桜台地区で4回にわたって行われた復興模擬訓練を、首都大学東京教授である中林一樹先生による基調講演と、専門家・行政・住民を交えたシンポジウムで振り返りました。
講座では、まず㈱防災アンド都市づくり計画室代表の吉川仁氏に桜台地区復興模擬訓練の経過について報告していただきました。
続いて、中林一樹先生の基調講演。「震災復興まちづくり模擬訓練に向けてー首都直下地震の被害想定と事前復興の意義」と題して、首都直下地震の被害想定や、地震被害の軽減方策についてお話いただき、防災いえづくり、地域防災活動・防災街づくり、復興まちづくりが重要であることを学びました。
シンポジウムでは、コーディネーターに吉川仁氏、パネラーに首都大学東京研究員の市古太郎氏、桜台自治会の神津眞久氏、桜台親和町会の長嵐大朔氏、練馬区まちづくり調整担当部長の室地隆彦氏を交え、地域での今後の防災・防犯活動の方向性や、それに対する行政の支援のあり方、地域コミュニティの維持・強化の方策等について話し合われました。
最後に中林先生から、災害に迎え撃つためには、市民力と行政力を合わせて、家づくりや道づくりなどのハード面と、防災まちづくり組織や地域の災害対策力といった人的なソフト面の両面から取組むことが重要とのお話をいただき、締めくくられました。
アンケートでは、「『地域』のことを、これほどお考え下さっていることを知り、地域の一市民として考えねばならないことを気づかせていただきました」「まちづくり講座を通じて震災に対する意識がようやく立ち上がって来た様に思う」「自ら立ち上がらなければ、いざという時に役立たないと感じた」といった感想をいただき、防災に対する意識が高まったようでした。
まちづくりセンターも、地域での防災まちづくり活動の広がりに向けて、支援していきたいと思います。





