このページは、2010年10月11日までに掲載した情報です。
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所長の休日 in Yurakucho

カテゴリ:所長の日記

前回からちょっと間が開いてしまいました。早くも息切れか? の声も聞こえてきそう・・・
ということで、先日、休日勤務の振替休日を取らせていただき、少々遅めに起きて花の都は有楽町界隈へと出かけました。さあ、まずは明るいうちから燃料補給!

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・・・という訳で休日ならではの“液体燃料”つき昼食をいただいたのは
日比谷側にある鹿児島県の物産館に併設された郷土料理店です。
この界隈は各県の物産館などが沢山集まっていて
コレを巡って各地のおいしいものを見て回るのはなかなか楽しいものです。
この日は他に富山、秋田、和歌山・・・と冷やかして回り
最後は沖縄へ至り、ついつい「かりゆしウェア」を衝動買いしてしまいました。

つい先日までこうした地方の側に身を置いていたので
並んでいる各地の商品を見ると、
その産地や作り手に、ついつい思いをめぐらせてしまいます。
地方の商品も、最近は小分けにしたり、安全安心をアピールしたり、
都会の消費者の好みに合わせるのが上手になりましたね。
パッケージのデザインなども昔は垢抜けないものも多かったですが
いまはとても洗練された都会的なものも少なくありません。
こうした商品一つひとつに、
各地のつくり手が「都会で売れるにはどうしたらいい?」と
必死に知恵を絞り試行錯誤している苦労がつまっているわけです。

ところで、ちょっとハナシは変わりますが
先日、区内のとある自然食品を扱う店で「練馬の野菜は農薬使っているからダメ」
と言っていたという話が、我が家で話題にのぼりました。
確かに、環境問題や食の安全安心が叫ばれている昨今
以前と同じように農薬やら化学肥料やらをたっぷり使った農業を続けているなら
それはちょっと時代からずれて困ったものだなあ、とは思いますが
さすがにそんな農家はもうほとんどないのではないかと思います。
農薬の毒性の影響は、畑でこれを撒く農家の人自身が真っ先に被ることになる、
そのことをいまの農家の人たちはよく知っているからです。
しかし、以前にそうした農業(=かつての普通の農業)をしていた畑で
無農薬有機栽培をすぐに始めることは不可能なんですね。
何年もかけて少しずつ移行していかなければならないのだそうです。
また、高齢化が進み人手も少なくなったいまの農家では
農薬を全く使わない農業は、したくてもできないのが現状でもあるようです。
練馬でも無農薬有機栽培を実践する農家はあると思いますが
多くは最小限の農薬を使用する「普通の農業」を営む農家だと思います。
それを「農薬まみれだからダメ」と決めつけて
自分が暮らす傍らでつくられている野菜には見向きもせず
遠くから運ばれた「安全安心な野菜」をただ消費するというのは
はたしてどうなのかなあ・・・ と、ちょっと違和感を感じました。

我々都会の人間は、各地の商品をいつでもとっかえひっかえ自由に選び
作り手の苦労や思いなどほとんど考えることもなくただ消費しています。
一方で作り手の側は、気まぐれな都会のお客さんの好みに翻弄されて
思い込みや勘違いで商品をつくってしまったりもします。
それは、物理的な距離はもとより、
生活環境やライフスタイル等々の違いからくる
心理的、感覚的な「遠さ」が、その要因かもしれません。
でも、練馬の畑は私たちのすぐそばにあって
そこで野菜を作っている人たちも、同じまちの住人です。
より安全安心でおいしい野菜を求めていることを作り手の人たちに伝えることや、
農家の置かれている環境や野菜を育てる苦労や喜びを私たちが知ることは
本来的にはそう難しいことではないんじゃないかなあ、
それができれば、農地と宅地が混在する練馬ならではの、
いい関係ができてくるのではないかなあ、という気がします。

というわけで、参加者募集中の(仮)ネリマ・ベジタブル・カフェ
そんなきっかけづくりのひとつになればいいナ、と思っています。

全国物産館めぐりの話から
いつのまにか大幅に脱線してしまいました。
しかし東京は、ホントに何でも、どこのモノでも、手に入るまちですね~
お金を持っていれば、の話ではありますが。

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